休日の朝、
カーテンから差し込む光を起きぬけの目で少し鬱陶しそうに眺めながら、
そういえば昨夜はDVDを見入って夜更かししちゃったな、
などと自分のだらしなさに苦笑いしつつ、
完全に目覚めきれない体をベッドの中におさめたままでいると、
挽きたてのコーヒー豆の香りが・・・。
(あ、そうか。
コーヒー入れてくれてるんだ。)
フライパンで目玉焼きを焼くジュジュ~という音。
(今朝はお得意のハムエッグね。
せっかくだから、もう少しベットの中で寝たフリをしよう。
だって、『コーヒー入ったよ』の声を聞きたいもの。)
「コーヒー入ったよ。」
(だめだめ。まだ寝たフリ)
「コーヒー入ったよ~」
(しょうがないなぁ、そろそろ起きるか。)
そして、私はコーヒーとハムエッグでブランチをする。
入れたてのコーヒーが私の頭を目覚めさせ、
それと引き換えに幸せな現実へと運んでくれる。
その横にはコーヒーグラインダー。
あ、今本当に目が覚めました。
プジョーのカタログでコーヒーグラインダーを見ていたら、
つい遠い妄想の旅に出てしまいました。
今すぐコーヒーを飲まなければいけないのは私かもしれません。
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ショールーム週報(41)